ビジネス基礎知識②

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「ビジネスの基礎知識①」から、だいぶ期間が空いたけど、まだまだ必要な知識はたくさんあるので「ビジネスの基礎知識パート②」を追加してみた。ちなみにパート①はこちら↓

ビジネス基礎知識①
取引先や上司に、わけの分からない横文字を言われて困惑した経験はありますか? ちなみに私はしょっちゅうある。そんな時は、いつも知ったかぶ...

では早速、会社員として知っておくべき基礎知識を紹介していこう。

知っていると知らないとでは大違い。知識として知っておくべきなのはもちろんだけど、ぜひあなたの業務にも反映させてほしい。人生逆転の強力な武器になるのでぜひ有効活用してもらいたい。

1.パレートの法則

パレートの法則(パレートのほうそく)とは、経済において、全体の数値の大部分は、全体を構成するうちの一部の要素が生み出しているという説。
80:20の法則、ばらつきの法則などと呼ばれることもあるが、本来は別のものである。

イタリアの経済学者ヴィルフレド・パレート(Vilfredo Federico Damaso Pareto)が発見した冪乗則である。経済以外にも自然現象や社会現象等様々な事例に当て嵌められることが多い。

ただし現代で言われるパレートの法則の多くは、法則と言うよりもいわゆる経験則のたぐいである。自然現象や社会現象は決して平均的ではなく、ばらつ きや偏りが存在し、それを集約すると一部が全体に大きな影響を持っていることが多い、というごく当たり前の現象をパレートの法則の名を借りて補強している 場合が少なくない。

また主要な一部(80:20の法則で言う20%の部分)だけが重要で、残りは重要ではないという説明がまれに見られるが、それも本来のパレートの論旨とは無関係である。

現代でよくパレートの法則が用いられる事象
  • ビジネスにおいて、売上の8割は全顧客の2割が生み出している。よって売上を伸ばすには顧客全員を対象としたサービスを行うよりも、2割の顧客に的を絞ったサービスを行う方が効率的である。
  • 商品の売上の8割は、全商品銘柄のうちの2割で生み出している。→ロングテール
  • 売上の8割は、全従業員のうちの2割で生み出している。
  • 仕事の成果の8割は、費やした時間全体のうちの2割の時間で生み出している。
  • 故障の8割は、全部品のうち2割に原因がある。
  • 所得税の8割は、課税対象者の2割が担っている。
  • プログラムの処理にかかる時間の80%はコード全体の20%の部分が占める。
  • 全体の20%が優れた設計ならば実用上80%の状況で優れた能力を発揮する。

  Wikipediaより

アリやハチの集団でも、この法則が成り立つ。面白いことに20%の優秀なアリやハチを抽出したとしても、結局80%はなぜか優秀ではなくなるらしい。

とはいえ、パレートの法則自体は80%や20%を定義しているわけではなく「投入、原因、努力のわずかな部分が、産出、結果、報酬の大部分をもたらす」が本質であり、不均衡の法則とも言われる。

パレートの法則 オレ理論

この法則こそ、人生逆転のキモになる考え方。

ある意味、自然界の掟であり人智を超えた法則である。この法則には人生逆転のヒント、いや人生のヒントが隠れていると言っても過言ではない。

例えば、重要だと思っていることが、実はあまり重要ではなくて、逆にどーでもいいと思っていることが、本当はすごく重要だったり。

同じ人物でも、立場や経験値、タイミングによっては考え方が異なる場合がある。さらに手段が目的になっている人には、何が無意味で何が重要なのか見当もつかないだろう。そういう人は、本当は違うのに、自分こそ20%側の人間だと思っている場合が多い。

この判断は80%側にいる人間には不可能。なぜなら、海の広さは泳いでいる人には分からない理屈と一緒だから。空から見ないと、知識として海の広さを知らないと、永遠に真実に辿り着けない。

いずれにしても、出世を目指すなら20%側の人間を目指すことになる。

真実かどうかはさておき、80対20の法則は一般常識だから周囲の人々も意識しているはず。であれば、自分が20%側の人間だということを周りに認識させる必要がある。演技でもいいし、ゴマすりでもいい。「コイツは20%側の人間だなぁ」と周りが思うような言動を心がけたい。

2.マズローの欲求階層説

アメリカの心理学者アブラハム・マズロー氏が唱えた超有名な説。知っている人も多いと思うけど、人間は忘却の生き物なので再確認してもらえれば幸いである。

聞いたことあるけど忘れちゃった人、そもそも「なんやねん、それ?」って人には、ぜひ覚えて帰ってもらいたい。

人間の欲求には5段の階層があって、ピラミッドのような構造になっており、底辺の欲求が満たされると4段目の欲求を目指し、4段目の欲求が満たされると3段目を目指す。

つまり、「人間はより高次の欲求を求める生き物で、それが5段の階層になっている」ということ。

で、その階層は下記の順番となる。

  1. 「生理的欲求」生きていくための最低限な欲求
  2. 「安全・安定の欲求」自身の安全や生活・経済的な安定への欲求
  3. 「所属と愛の欲求(社会的欲求)」集団に入りたいとか、仲間がほしいという欲求
  4. 「承認の欲求(尊厳欲求)」3で所属した集団で尊敬されたい認められたいという欲求
  5. 「自己実現の欲求」あるべき自分への欲求

で、1と2は物質的な欲求で、3から上は精神的な欲求になる。

ちなみに、マズローは晩年に「自我を忘れて目的のみに没頭する領域」が6段目にあることを発表している。たぶん6段目は仙人のように達観して悟りを開いた領域のことだろう。

マズローの欲求階層説 オレ理論

「人間の欲求」を理解することは、ビジネスの成功を目指す私たちにとって肝となる重要な部分。なぜなら物を売る行為は欲求を満たす行為でもあるから。

相手の欲求にマッチしたものを、タイミングを見計らって差し出せば売れる確率は跳ね上がる。つまり、マーケティングのターゲット選定に役立つのである。

例えば4の「承認の欲求(尊厳欲求)」を満たしたい会社員をターゲットに自己啓発系の本を出版するとか、2の「安全・安定の欲求」を満たしたい戸建てに住む人をターゲットに防犯カメラのチラシをポスティングするとか。いろいろ応用できるので覚えておいて損はない。

さらに、マズローの欲求5段階説で「現状の自分がどこの階層にいるか?」を確認して「人生逆転の進捗」をチェックするのもいいだろう。

もちろん、最終的には6段目の「仙人」を目指したい。