資本主義の限界が叫ばれているが、オレには関係ない?

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さて、現状確認3部作の最後、資本主義について論じていきたい。

しかし、なぜ?と疑問に思う読者もいるだろう。

「そんな大それたこと、どうでもいい。おれは稼ぎたいだけだ」「資本主義を知って暮らしが楽になるのか?」「おれには関係ない!」などなど。

半分正解で半分不正解である

明日、食べるものがない人に、資本主義について語り出したら100%どつかれるだろう。私なら絶対そうする。普通に生活している会社員だってぶっちゃけ関係ない。彼らには追うべき数字が会社から示されているから、そんなマクロな話は関係ないのだ。

なので、「関係ない」っていう意見はある意味正解。資本主義を知ったところで1円にもならない。

でも、ざっくりでいいから本質は捉えておくべきである。私たちは資本主義の中で生きている。自分たちが生きている世界のルールやシステムを把握せずに人生逆転など有り得ない。そもそもルールが分からないゲームには勝てない。ルールを作ったヤツ、知っているヤツが勝つ。囲碁や将棋と一緒。ルールを知らずに対戦したら勝てるわけがない。

資本主義とは?ぶっちゃけ何?

このお題を本格的に語り出したら、ブログ記事で収まるボリュームでは無理。だから今回も、当ブログの流儀で勝手にざっくりと定義したいと思う。

資本主義とは、「労働と資本」さらに「経営と所有」を分けて、最大限金儲けするためのシステム。あえて言えば、頭のいい連中が考えた「合法かっぱらいシステム」である。カオスのようでカオスではなく、能力がないと稼げない。開拓が終われば終焉を迎える

現在、トマピケティ氏「21世紀資本論」が注目を浴びている。めちゃくちゃ頭のいい人が出したスゴイ本なんだけど、無能な私の正直な感想は「なるほど!だから何?」である。

とはいえ、形骸化した資本主義を一番的確に捉えているようにも思う。ということで、ざっくり「21世紀資本論」の内容をまとめてみた。

  • 金持ちと貧乏人の差がますます拡大していくぞ!金持ちは4%成長だが、貧乏人は1%成長だぞ!
  • 投資の収益は労働の収益を超えてるんだぞ!過去も未来もずっとそうだぞ!r>gなんだぞ!
  • このままだと中産階級が減って、金持ちと貧乏人が増えて格差はどんどん広がるぞ!
  • 解決したいなら金持ちから税金とって、相続税増やすしかないぞ!
  • 金持ちは子供に財産を残してどんどん金持ちになるぞ!もはや資本主義の本質である自由競争も成立しなくなるぞ!

ざっくりまとめるとこんな感じ。

「親の遺産がたくさんあれば人生バラ色」「貧乏人はずっと貧乏」というなんとも切ない内容だけど、まあ、たぶん、当たってるよ(泣)

資本主義は「かっぱらい」

  • 土地や場所をかっぱらって
  • 開拓して環境を改善
  • 利益を出す仕組みを作って
  • 絞れるだけ絞りとって
  • 枯れ果てたら別を探す

このサイクルを繰り返す。

「人件費が安い国に工場を作って、人件費が上がったらまた別の安い国で工場を作る」というサイクルは国が有限である以上、いずれ終焉を迎えることは明らか。だから仮想空間を作ったり、仮想通貨を作ったりして開拓する市場を創作し続ける。これが資本主義の宿命。いわゆるバビロンシステムである。

ギシギシとえげつない音で回っている歯車の限界は、すぐ近くまで来ているのかもしれない。

さて、少々小難しいことを長々と書いたが、まとめると【とりあえず、お金貯めよう!】ていうオチかな。

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