ゲーム理論を駆使してジャイアントキリング(人生逆転)を!まだまだ勝負はおわっちゃいねぇ

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「あきらめたらそこで試合終了だよ」

言わずと知れたスラムダンク安西先生の名言だ。バスケも人生も一緒。あきらめたら試合終了である。

当然ながら人生逆転を目指す私たちにあきらめるという選択肢はない。最後のゴングがなるまでファイト!ひたすらパンチを打ち続ける。でも闇雲に打ち続けてもこちらの体力が消耗するだけ。だから、試合を優位に進めて最終的に勝利するには相手の「表情・息遣い・動き・心・タイミング」を的確に分析して、最小の労力で最大の効果(勝利)を得る戦略が必要だ。

さて、前回の記事では40代からの人生逆転には「ゲーム理論」がキモであると論じた。しかし、ゲーム理論は理論というより学問に近くて複雑で難解でボリュームが半端ないから、学べと言われたところで困惑する人も多いはず。

なので、とりあえず人生逆転という目的に対して、一番効果的なものを最初の取っ掛かりにしてほしい。それは「ナッシュ均衡」だ。ゲーム理論における「非協力ゲームの解の一種で最も基本的な概念」になる。

ナッシュ均衡・・・

だから、なんやねん。それ

というあなたのためにサクっとまとめると、囲碁・将棋・チェスなどでよく使われる定石(将棋は定跡※意味は一緒のことを言う。

さらに分かりやすくまとめると「よく発生するお決まりのパターン」のことである。将棋を指す人ならお分かりかと思うが、定跡を覚えないと一生初心者のままと言われるほど重要なものだ。

他のプレーヤーの戦略があった場合、どのプレーヤーも自分の戦略を変更することで、より高い利得を得ることができない戦略の組み合わせである。ナッシュ均衡では、どのプレーヤーも戦略を変更して得することはない。つまり、ナッシュ均衡下ではどちらが有利ということはなく五分五分になる。

とはいえ、このナッシュ均衡で得られる結果というのは、必ずしも各プレイヤーが望んでいた結果ではない。でも均衡状態であることは変わらないため、自分に同調して仲間になるプレイヤーが現れない。だから単独で行動しても云々・・・

これ以上深掘りするとボリュームがとんでもないことになるので、ナッシュ均衡の説明はこれくらいにしておこう(ゼェゼェ)

今回言いたかったことは、私たちの生活やビジネスにもナッシュ均衡があることと、ナッシュ均衡を意識して決断や判断をすれば利益が最大化するということ。

なんか縁起悪いけど、夫婦関係が分かりやすいので、身近にあるナッシュ均衡の一例として挙げておく。

奥さんは離婚を考えてる。

しかし、専業主婦だから収入源がない。相手に不貞行為がない限り慰謝料が入らない。

よって、今は離婚しないほうがいい。

旦那も離婚を考えている。

しかし、仕事が忙しいので家事や育児に手が回らない。

よって、今は離婚しないほうがいい。

なお、ナッシュ均衡はとても頑丈だけど、いったん状況が変わると一瞬で他の均衡解に移ってしまう特徴がある。

家族持ちの私には重く切ない例えになってしまった・・・

このようなナッシュ均衡は生活や仕事のいたるところに存在している。今まで身近に存在していたのに意識してなかったナッシュ均衡を、ぜひ明日から意識して生活してほしい。きっとあなたの利益は最大化されることだろう。

さて、ゲーム理論初心者のあなたにおすすめの本がこちら。とっつきやすくてメチャクチャ分かりやすい。

ちなみに、ここで買ってもらっても私には数円程度しか入らないので、ブック・オフヤフオクで購入しても全然OKである。

人生逆転を狙うあなたには「ゲーム理論の本」を一冊でいいから読んでもらいたい。きっと何かを感じるはずだ。

P.S.

ゲーム理論自体はアメリカとソ連の冷戦を背景に発達した。

よって、ナッシュ均衡を説明するには、冷戦が一番分かりやすいので紹介しておこう。

アメリカがソ連に先制攻撃を仕掛け、ソ連から反撃がなければアメリカの利益。でも、ソ連から反撃を受ければ結果は共倒れ。

お互い利益は0どころかマイナスである。ソ連がアメリカに先制攻撃しても結果は一緒。

だから、どちらも先制攻撃を仕掛けない。

結局は「こちらからは攻撃しないけど、もし攻撃されたら容赦しないぞ!」がナッシュ均衡。

現代の核戦略はまさにこれだ。

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