ブラック企業か、ブラック起業か、それともブラックホールなのか

048

ブラック企業が相変わらず注目されている。

ネオブラック企業という新たな言葉もあるようで、簡単に辞めれない中高年に対して、減給やサービス残業を意図的に与えて追い込むという。

何とも胸糞悪い話である。

さて、一般的にブラック企業とはどういった定義か確認してみよう。

ブラック企業とは

従業員に劣悪な環境で労働を強いる。つまり、入社を勧められない企業のこと

大体こんな感じだろうか。まあ、単純に考えて「嫌ならやめればいいじゃん」て思う人もいるだろうけど、上記のネオブラック企業のように、辞めたくても諸事情で辞めれない人がたくさんいるのもまた事実。

そもそもブラック企業かどうかは、よほど悪名高いブラック企業じゃない限り、入社後に気付く場合がほとんど。

就職活動中はこちらも焦っているので、採用の吉報があれば迷わず入社するのは仕方ないこと。冷静な判断が出来る精神状態じゃない場合もあるだろう。ちなみに私は冷静な判断など出来なかった。

とはいえ、違法で営業停止になることもなく、存続しているブラック企業がたくさんある。

一体、なぜだろう?

理由はいろいろあるけど、根本的な原因はブラック企業か否かを決めるのは定義ではなく、それぞれの主観に依存しているからである。

ブラック企業に勤めている人の中でも、ブラック企業に勤めているという自覚がない人は意外と多い。

世の中には忙しくないと、朝から晩まで働いていないと、不安を感じる人が一定数存在している。こういう人は感覚が麻痺しているので、自覚症状がない。その他にも「仕事があるだけで幸せだと思っている人」とか、こういう人たちは経営者にとって良いカモである。

しかし、カモじゃない人もいる。家族との時間が大切な人、残業なんてまっぴらごめんな人、仕事より趣味が大事な人、いろいろな価値観がある。

価値観がいろいろあるから、ブラック企業は淘汰されない

同じ会社に勤めていても「ここはブラックだ!」と叫ぶ人もいれば「イヤイヤ違うでしょ」と異議を唱える人もいる。ブラック企業がなくならない本質はここにある。

所詮、判断材料は「主観の多数決」なんだから、なくなるわけない・・・

あと、注意してほしいのはブラック起業だ。いまや起業を促す情報が、本屋にもネットにも溢れている。

  • 会社員なんて一刻も早く辞めて良し!起業しよう!
  • もう社畜はごめんだ!
  • デイトレードで悠々生活!
  • 誰でも月100万円稼げる方法教えます!
  • 経済的な自由を手に入れませんか!

悩めるサラリーマンには、たまらないキラーフレーズのオンパレード。よだれが出るレベルである。

しかし、上手くいく確率なんて数%以下だろう。副業で実績を作ってからならまだしも、会社が嫌で勢いで辞めて「とりあえずやってみよう」ていうレベルじゃ、お話にならない。

では、どうすればいいのか?

とりあえず、今の会社があなたにとってブラック企業じゃないなら、多少のことは目をつぶって頑張るのが賢明な判断である。

会社の「地盤(人脈)・看板(ブランド力)・カバン(お金)」を上手く利用して自己実現を果たしてほしい。もがいているうちに、不思議と実力が付いてくるはず。

しかし、もし今の会社があなたにとってブラック企業なら、迷わず決断してもいい。

ていうか、精神が崩壊する前に一刻も早く決断するべき

私も数回転職しているし、壮絶なブラック企業も経験済み。無意味な頑張りは自分を追い込むだけだった。まさに百害あって一利なし。

大丈夫。あなたに合う会社が絶対にあるから、後のことは心配しなくていい。

スポンサーリンク
レクタングル大