ブラック企業は社会の害悪、全力で撲滅すべきだが・・・

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日本を代表するスーパー広告代理店である電通が、今年に入って何かと騒がしい。

日本一の広告代理店に何が?

今回の過労死問題も世間を大いに騒がせている。

広告代理店の業務が激務なのはもはや承知の事実だけど、今回の件はそれだけでは済まされない様々な問題が内包されていると思う。

ニュースでも報道されているツイッターの内容を見ると、かなり緊急性の高いSOSだと思ったのは私だけではないだろう。今回のように常軌を逸した扱われ方が明白な場合、近しい人たちが相談に乗ったり、アドバイスしたり、時には介入する必要がある。もはや、本人は正常な判断ができない状況だったはず。

こういった話になると、必ず「嫌なら辞めればいいじゃん」という心無い意見が上がるけど、そういった真っ当な判断ができない精神状態になることは決して珍しいことではない。私も経験済みだ。

最近、年末で退職する人の記事を書いた。 内容をざっくりまとめると「辞めるときってスッキリして気持ちいいけど、残った人に迷惑かけ...

今の私ならスパッと辞めれると思うけど、人生経験が少ない時期は壊れるまで頑張る真面目な人が意外と多い。若かりし頃の私はまさにそのタイプ。何度も胃が痛くなる思いをしながら、なんとか生き延びることができた。こうして人並みに生活しているのも運が良かっただけかもしれない。

もちろん、一方の意見、情報しかないので単純に「どちらが正しい」とか「間違っている」と判断することはできない。

そもそもブラック企業って?

ブラック企業問題の厄介なところは、ブラック企業かどうかを決めるのは、本人の主観に委ねられていることにある。つまり、あなたにとってはブラック企業だったとしても、他の人には全然ブラックじゃない場合もあるのだ。

もちろん、労働基準法に違反していればブラック候補だけど、その辺の判断も現状は発生ベースで対応しているので抑止力にしかならない。もうここまできたら労働基準監督署のスパイを計画的に送るしかないのかもしれない。

ブラック企業が相変わらず注目されている。 ネオブラック企業という新たな言葉もあるようで、簡単に辞めれない中高年に対して、減給や...

とはいえ、上司との相性が悪かったり同僚とウマが合わなかったり、たまたま忙しい時期に退職者が出て部署自体がてんやわんやだったりと、タイミングが悪い場合もある。組織にはそういうゴタゴタが常にあるもの。

当然ながら、同じ会社でも、部署によって業務量が違うだろうし、社風はあるにせよざっくりと企業単位でブラックかどうかを判断するのは極めて難しいだろう。

その辺の実体は社外からは分からないし、会社が組織を守るために隠蔽したり弁護士も入れて対応するから、「根本の部分」に触れることは困難を極める。よって、一個人または数名が責任を取る形で幕引きがなされるけど、「根本の部分」が改善されておらず、またいつか同じことが起こる。

まとめ

ブラック企業の排除は、社会全体で取り組むべき課題。とはいえ、働く側の私たちもそれなりの対応が必要だ。

自分にとってブラック企業だと思ったら手遅れになる前に、冷静な判断が可能なうちに、辞める準備を始めていい。準備といっても転職活動を開始するとか、信頼できる同僚に相談してみるとか、それくらいのことでいい。

そして、その準備期間中にぜひ考えてほしいことは「半径2メートルの人間関係」について。極論を言えば、会社がブラックだろうが、激務だろうが「半径2メートルの人間関係」が良好ならば問題ない。逆に、ここがブラックだといわゆる優良企業でも辞めたくなる。

まずは、半径2メールの居心地を良くする方法を全力で考えてみよう。

今後、あなたが「今の会社で出世できるのか?」を判断する基準にもなる。

半径2メートルを制圧できない人間が課長や部長になれるわけがない

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