おっさんの揺れる思い

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今回は台頭する若手社員の突き上げに複雑な思いを抱く「愛すべきおっさんの心理」について論じていきたい。

世代交代の重要性

先日サウジアラビアに勝利した我らがサッカー日本代表にも世代交代の波が来ている。サッカーに関わらず組織というものは「世代交代しなければ未来は無い」ということは知識としてあるし、その必要性は十分理解しているつもり。

しかし、いざ、自分に対してダイレクトに世代交代の波が来ると「まだまだ若い奴らには負けねぇよ」という心理が働いてしまうのもまた事実。こういう関係性が組織全体の士気を高める原動力になることは周知の事実であり、世代間の競争がなければ、その組織は遅かれ早かれ弱体化していくことになる。若手が頑張れば、おっさんは楽になるので助かるっちゃ助かるし。

意識高い系、現る

実は今、下からの激しい突き上げを感じている。10歳も年下の意識高い系A君が私のポジジョンを狙っているようで、やたら突っかかってきたり、上司や経営層に接近して飲みに行く機会を増やしたりして、アピールしまくっている。

一方の私は相変わらずのマイペース。根っからのアピール下手で、ゴマスリが超絶に苦手なので、仕事で結果を出し、ヤツは必要な人間だと思わせる作戦をずっと実践している。

出世に必要な本質が何となく分かってきた
出世するために必要な要素とはなんだろう。 もちろん大企業と中小企業では必要な要素は違うかもしれない。ちなみに中小企業ならこれで...

A君は自分のことを、若者世代の代表だと思っているようで、自分よりさらに若い世代の「良き相談役」になることと、一緒に飲みに行くことで、ある種の地位を確率しつつある。実際に、あらゆる場面で会社の発展には若い世代の台頭が必要だと訴えている。

社内政治こそ、うまくないけどA君の社内マーケティングはそれなりに効果が出ていて、上司という立場で考えると頼もしい存在になりつつある。

とはいえ、彼は私のポジションを狙っているわけで、最終的には役員を目指すと公言している男。経験と信頼では私に軍配が上がるだろうけど、それ以外は彼の方が優れている。

そんな状況を踏まえて、仕事大嫌いでモチベーションも下降気味のMr.ダメリーマンの私がとる戦略は、

「勝ち馬」に乗る戦術で進めながら、仕事以外の部分も含めて、人生のパイセンとして総合的なアドバイスと局所的な優越で差別化を図り「食えないヤツ」を極める

というもの。

人知れずフィクサー理論を徐々に進めながら鵜飼い理論で要所を締める。勢いのある勝ち馬(A君)の力を利用し、ブレずに「食えないヤツ」を目指している。

戦略の詳細

ざっくり言うと、仕事以外のプライベートも引っ張り出して「恩」や「尊敬」を生むことで優位に立ちつつ、戦う必要がないと思わせる戦略である。これをA君に戦略的に刷り込む。

彼のプロファイリングはすでに終えていて、仕事やプラベートの弱みなり悩みなりも大体把握している。本来アスリート脳を持った熱いハートの持ち主なので、直接対決はあえてしないで、アドバイスを送ったり応援することで「縦社会」と「恩義」を意識させる戦略をとる。

さらにプラベートの悩み相談でもしようものなら、ある程度は掌握できるはず。また、仕事におけるお互いの長所を確認して「お互いの長所を活かして会社を変えよう」という方向に持っていければ勝ったも同然である。

こうなれば、たとえ彼が上司になろうとも、不利益が降りかかる可能性はぐっと減るだろう。

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