元気になる!おすすめCDアルバム!!
さて、今回は突然のCDアルバムランキング(笑)
しかもおすすめの曲ではなく、おすすめのアルバムである。
第57回グラミー賞に年間最優秀アルバムのプレゼンターとして登場したプリンスのコメントだ。
もちろん、現状の音楽業界や一般大衆への皮肉である。今や音楽はダウンロードやYouTubeで楽しむ時代。
しかし、昔は違った。
大好きなアーティストの最新アルバム発売となれば必ず予約して買ったものだ。そしてアルバム全体のコンセプトと意志を汲み取り、アーティストの「思い」を想像しながらストーリーを意識して聴いていた。
今回のアルバムはどうのこうのと中学時代の洋楽仲間である高橋君とチャリを並走しながら熱く語り合った日々を昨日のことのように思い出す。
当時はMTV全盛期で、ボン・ジョヴィ、プリンス、マイケル・ジャクソン、マドンナなど、きら星のごとくスーパースターが「わんさかいた時代」である。
YouTubeもiPhoneもない時代。
動く彼らを観るために普段は絶対見ない「テレビ神奈川」のアメリカントップ40を食い入るように観ていたことを昨日のことのように思い出す。
とはいえ、洋楽ばかり聴いていたわけでもなく、J-POPや日本のロックも同じぐらい聴いていた。
中学時代からおっさんになった今でも、ジャンル問わずまんべんなく聴いてるので今回のランキングも洋楽邦楽問わずノンジャンルで選んでみた。
テンションが上がる曲のランキングはけっこうすんなり選べそうだけど、今回はアルバムランキングなので少し難しかった。
アルバムにはアーティストのコンセプトが反映されたものと、選曲にレコード会社の裁量が強く反映されたものがあるので、独断と偏見でアーティストの勢いや思いを感じたものをチョイスしている。
元気が出る!おすすめCDアルバム – トップ5
第1位 タイオ・クルーズ - Rokstarr
イメージは夏のドライブ。
キャッチーなメロディーでありながら大人の余裕を感じる。ポップだが軽くない。かといってゴリゴリでもない。この絶妙なバランスが心地いい。
チャイナアンマックレーンもカバーしている名曲「ダイナマイト」から最後の「Higher」 まで捨て曲なしでどっぷり大人の余裕に浸れる極上なアルバム。
ホントはドライブが一番合うけど電車でも大丈夫。目を閉じれば海岸沿いの優雅なドライブに様変わり。助手席にはグラサンかけた水着ギャルが!!
第2位 LMFAO - Sorry for Party Rocking
ベタでごめんなさい・・・
やはりこのアルバムの陽気さは他の追随を許さない。なんとこれがデビューアルバムというから驚き。しかもこの2人はモータウン・レコードの創設者の息子と甥というエピソード付きである。
金持ちボンボンのお戯れだけど才能はビンビン伝わる。パーティー・ロック・アンセムはもちろん名曲だけど他の曲も引けをとらない。
飽きそうで全然飽きない不思議なアルバム。明日の通勤は「あのステップ」で出勤すべし。私もそうする。
約束だ。
第3位 Perfume - トライアングル
今やテクノ日本代表といっても過言ではない。
音楽担当の中田ヤスタカ&表現担当のPerfume&振付担当のMIKIKO&クリエイター。
パフュームは多方面の才能が見事に融合した音楽ユニット。もはやアイドルではない。でもアーティストでもない。あえて言えばポップユニット。
う~ん、そもそも定義する必要はないのかもしれない。
さて、パフュームのアルバムはどれも完成度が高いので正直悩んだけど、人生逆転を目指す私たちの応援ソング「Dream Fighter」と破壊力抜群の「edge (
第4位 B’z - SURVIVE
B’zのアルバムの中でコレが一番好き。
元気が出るというより、やる気がみなぎって気合が入る。
力強い特攻隊長「DEEPKISS」や気合いがほとばしる「FIREBALL」の吹っ切れた感、ハジけた感が完全にツボ。
その他の曲も名曲揃いで捨て曲なしのB’z最強アルバム。「王者の風格」と「負け犬のハングリーさ」を同時に感じられる男気アルバムである。
第5位 ディス・イズ…
ABBAと同じスウェーデン出身の女性デュオが叫んだ「I don’t care!」はダンスフロアを、そしてヒットチャートを席巻した。
アルバムを一言で表現するなら「キャッチーでポップでメロディアス」が最も適切だろう。若者の「危うさ・勢い・魅力・苦悩・切なさ」などが詰まったイケイケ感満載のアルバムである。
あえて言わせてもらえば、アルバムの完成度はあまり高くない。しかし、楽曲の良さが際立ってるので、文句なくテンションは上がる。
正直一発屋感は否めないけど、日本人が好きなメロディーラインなので、まだ聴いたことない人はぜひ聴いてもらいたい。
P.S.
「おっさんになったら演歌とか聴くのかなぁ」って中学生の時に漠然と思ってたけど、実際おっさんになった今、全然聴いてないことに気づいた。最近やっと「天城越え」のスゴさが分かってきたくらい。
よくよく考えたら中学生の時に聴いてたものと今聴いているものがほぼ同ジャンルだったりする。
つまりオレ、成長してないのかな・・・
さすがに以前のように音楽に傾倒することはないけど、気分が乗らない時とか、ストレスが溜まってきたらゴリゴリでガンガンなロックを聴いて現実逃避している。
いつだって音楽は、世代に関係なく生活に潤いを与えてくれる魔法なのだ。
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