無駄なダラダラ残業は自分の価値を下げる
定時を過ぎたのに、だらだら残っている人、ホントに多い。
朝から晩までパソコンカチャカチャやってたら、大抵の仕事は終わると思うけど残業してまでカチャカチャやっている。
う~ん、謎だ。
残業してる理由や思惑は人それぞれで、
- 飲みに行く相手を探している人
- 上司が帰らないと帰れないので無意味に仕事しまくる人
- 家庭の事情で帰らない人
- 残業代を稼ぎたい人
- ガチで仕事が終わらない人
理由や原因はホントに様々。
ちなみに私はどちらかというと、上司が帰らないと帰れない小心者タイプだけど、だらだら残ったりはしない。けっこう潔く帰るようにしている。
って本当は言いたいけど、実際は嫁が怖いから一刻も早く帰りたいのはここだけの話だ・・・
残業については過去に何度も記事にしているけど、現実を目の当たりにすると、どうしても納得いかず、何度も何度も書いてしまう。

世間には「残業している人は、がんばっている人」「休まず働いている人を見習え」こんな論調が未だに残っている。もちろん、以前に比べるとだいぶマシになったけど、まだまだ根強よく残っている。
驚きなのは、若い世代にもこんな「しょーもない思想」を持った人が意外に多いこと。この「悪しき思想」はあんまり年齢に関係ないみたい。
こういう思想を持った人種は自己中心的な思考回路で、客観的に人や物事を見れない視野の狭い人だと思う。
残業が多い人は定時に「完了すべき仕事」が完了しない人。
原因は「仕事量に問題がある」か「能力に問題がある」のいずれかだ。それなのに「アイツはがんばってるから」とか「あいつを見習え」とか、よく考えると訳のわからん話である。
このように残業1つとってみても非常に複雑な問題を内包している。だからこそ、シンプルに考えたい。
残業しないように所定労働時間で業務を完遂する人間になろう!!
「残業代稼ごう!」とか、そんなしょーもないこと期待してはダメ。それより本流の仕事でしっかり結果を出して、時給単価を上げる方が断然効率がいい。

想像してほしい。
あなたがもし社長だったら「仕事量が多くないのにやたら残業が多い社員」と「定時でキッチリやるべき業務を完遂する人間」のどちらを残したいだろうか。当然後者を残したいはず。
「パレートの法則」をご存知だろうか。
成果の80%は20%の要因に起因しているというアレだ。つまり、会社を例にすると、売り上げの80%は20%の社員によって作られていることになる。
思うに、残業代を稼ぐために残業する人は組織が変わってもずっと80%側の人間である。逆に残業などせずにキッチリ成果を出す人間はおのずと20%の人間になる。
時間の使い方、密度がやがて大きな差になる。つまり、残業代は所詮一時の気休めに過ぎないのだ。ここで久々のオレ理論。
残業代を稼げば稼ぐほどあなたの価値は反比例して下がる。
周りから見ても、自分から見ても。
まとめ
あえて言わせてもらえば、はじめから残業ありきで仕事をする人間に未来などない。
とはいえ、業務量が異常に多い不運な人もいるだろう。これは会社の責任。ていうかブラック企業。こういう不運な人は転職や部署異動も視野に入れて環境改善に動くべきだ。
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