鈍感力と無反応の違いとは? – 鈍感は仕事に役立つ能力
さて、今回は鈍感力について論じていきたい。
現代はテレビ・ラジオ・雑誌にとどまらずネットやSNS経由でクソのような情報から有意義な情報までいっしょくたになって濁流のように押し寄せてくる強制的情報化社会。
情報を遮断しようとしてもしきれないし、世捨て人になる勇気も持ち合わせていない。
当然会社も例外ではなく、しょーもないシモの話からヤバめな情報まで同じレベルで錯綜していて、まさにカオスの海。

特に一部の社員にとって噂話は大好物。
カオス海の「海の幸」は鮮度が良いうちにあっという間にあるコトないコト広がってしまう。伝言ゲームのように情報に主観が入って、事実とは異なる内容になってたりもする。さらに中には激ヤバ案件も潜んでいるからタチが悪い。
情報化社会に必要な「鈍感力」
そんな四面楚歌の状況で、私のような無能人間が生き抜くために「鈍感力」は必要不可欠。
もはや必須スキルと考えるべき。周りを気にせずマイペースを貫く。生きる術である。
しかし、最近感じるのは「鈍感力」を通り越えて「心が不感症」になってる人間が多いということ。
最近の若者に多い「無反応」とは?
例えば面接で「やる気」を1ミリも感じない人とか・・・
この前面接した人は結局「はい」と「特にないです」しか言ってなかった。「がんばります! 」とか、嘘でも「何でもやります!」とか言っておけばいいのに。
面接だけではない。仕事でも「はい」と「すいません」しか言わないヤツもいる。正直イラッとしてしまう※もしかしたら気を使っていたり、私が嫌われているだけかもしれないが・・・
彼らに共通して言えることは「ぱっと見、いい人」だということ。
彼らは自己主張が極端に少ない。
質問もないし不平不満も言わない。よく言えば「従順で素直」悪く言えば「何も考えてない」「業務にさして興味がない」といったところ。
ちなみに当ブログで私たち「考える無能社員」が鍛えている「鈍感力」は、情報の洪水と万人の思惑に惑わされない「何ごとにも動じない心」である。つまりそこには戦略があって意思がある。会社というカオスを生き抜くための意思がある。対して、最近よく見かける「無反応」の人は戦略も意思もない、いわば思考停止状態。

まとめ
先日、面接を終えた上司が「心がないヤツが増えた」とボソっと言っていたが、ある意味正しい分析だと思う。
この辺の話を当事者(心のないヤツ)に説明してもうまく伝わらない。洗脳されてる人が洗脳されてることに気付かない理屈と一緒で、彼らも思考停止してる認識はない。だからタチが悪い。
ちなみに面接管もバカじゃないので「無反応」「無関心」な受け答えだとほぼ落とされる。
従順な人間の時代は終わりを告げた。これからは自分の意見をしっかり持ってる人間が勝つ。
つまり、「有能で無反応な人」より「無能だけど考える人」の方が遥かにマシなのであります!
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