ハロウィンが日本に定着したきっかけって?
さて、10月31日はハロウィン。もともとはアイルランドに住んでいた古代ケルト人のお祭り。
ケルト人の年末は10月31日。年末になると死者の霊が家族を訪ねてくると同時に邪悪な霊もさまよいだす。そんな邪悪な霊や魔物たちに人間だとバレないように悪魔っぽい格好に扮してカモフラージュする風習が由来らしい。さらに仮装そのものに魔除けの意味があるとのこと。
仮装の風習こそないけど、日本で言えばお盆とお正月が一緒に来た感じだろうか・・・
気付いたらハロウィンが日本に定着していた・・・
最近はメディアの取り上げ方がハロウィンに好意的で、クリスマス並みに盛り上がってるような気がする。一体いつからこんなことになったのだろう。いまや国民行事である。
以前はアメリカで日本人留学生がPleaseとFreezeを間違えて犠牲になった痛ましい事件の影響もあって何となく敬遠されていたような気がする。
しかし、いまやバレンタインデーを抜いてクリスマスと双璧をなす日本の一大イベントになってしまった。
まあ、デパートなどの商業施設はイベントがあった方がキャンペーンを打ち出しやすいので、むしろウェルカムだろう。
しかし、である。
みんながみんなウェルカム!ではないのだ。ハロウィン最高って人には申し訳ないが、アラフォーおっさんの私には幼稚園のお遊戯にしか見えない。ちなみに私はハロウィンが大嫌いだ!
とはいえ、各地でハロウィンパレードが大盛況で、1ヶ月以上前から市場はハロウィンに乗っかっている。
【いつから?】ハロウィンが定着したきっかけは何?
ハロウィンが日本に定着するきっかけは、ディズニーランドとユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)
日本にハロウィンが浸透するかなり前から私の宿敵ディズニーランドは積極的にハロウィンを打ち出している。なんと約20年前の1997年には仮装したゲストをパークに集めるイベントを開始している。ここからすべてが始まった。
そして西の雄USJは、若い女性をターゲットにしたストレス発散の場所としてパークを開放するマーケティング戦略がハマって、2015年10月にはTDLを超える175万人を集客した。

これらのイベントがメディアに取り上げられることで、近年のコスプレブームとシンクロしてハロウィンはあっという間にスタンダードに。
さらに、コスプレ発祥の地である日本には既に浸透する土壌があったことも忘れてはならない。
まとめ
クリスマスにしてもハロウィンにしても金の匂いしかしない。アメリカが送り込んでくるカルチャーは消費させるパワーが半端ない。

資本主義の象徴のような国だから「マーケティング」は最先端だし「ダイエット」も「太らすスキル」も最先端。
お金を使わす天才が集まる国。それがアメリカ。あっぱれである。
日本はじわりじわりと侵食されてるのかもしれない。
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