仕事で役立つ・使える心理テクニック
今回は人生逆転に役立つ心理テクニックについて論じていきたい。
特に当ブログ読者の大半を占めるダメリーマン・サボリーマンの同志に役立つ心理テクニックをランキング形式にしてみた。
ちなみに以前の記事でも、簡単に実行できて再現性と即効性を兼ね備えた心理テクニックを紹介している。

人間関係は人生逆転に不可欠な要素。
私たちのようなダメリーマンは自力がないから他力が必要。だから他人に動いてもらう。自分に有利な展開になるように戦略を持って周りを利用することが人生逆転の近道になる。
というわけで5位から順に発表していこう。
仕事に役立つ心理術TOP5
5位:短所を伝えるタイミングを探れ
例えばプレゼンする場合、短所は先に伝えて長所は最後に伝えた方がいい。なぜなら最後に伝わった情報の方が印象に残るから。
また、もし相手に知識がないなら、短所は伝えずに長所だけを伝えればいい。これを「片面提示」という。
逆に相手に知識がある場合は長所と短所を伝えた方が信用度が高まる。これを「両面提示」という。
4位:商談の90%は世間話で決まる
これは商談に限らず、いろいろな場面で無意識にやっている人も多いと思う。
本題を話す前に世間話や共通の話題で場を盛り上げて距離を縮めるテクニック。仕事の成果には関係ないって思う人もいるかもしれないけど、実はかなり重要なことで、成果に大いに関係あるのだ。
人によって得手不得手がはっきりしていて、人見知りが激しい人や口下手な人にとってかなりハードルが高かったりする。
よくある例としては「今日はすごい雨ですねぇ」「だいぶ暖かくなりましたねぇ」「寒いですねぇ」など、天気や気温の話題が一般的。
私はこれ、けっこう苦手(泣)
でも、基本中の基本だから意識して世間話で盛り上げるべし。
めっちゃ苦手だけど、私もがんばる。
3位:謝罪はグレーのスーツで行って来い
色彩心理学において、グレーはヒーリングカラーと呼ばれている。
相手を落ち着かせる効果や警戒心を和らげる効果がある。
さらに周りを引き立てる色でもあるから、目立ちたくない時はグレーのスーツがいいだろう。ソフトな印象になるので平和に過ごしたい時もお勧め。
ちなみに最近の私はグレーのスーツばっかり・・・
2位:仮想敵を作れ
「仮想敵」を使った手法は、人間関係からビジネスまで、汎用性が高くて効果も絶大な心理テクニックの一つ。
部やチームの結束を強めたい時は「共通の敵」を作るといい。世間や世の中などの抽象的な対象ではなく、身近な仮想敵であればさらに効果的。
共通の敵が現れることでチーム内に「勝ちたい」という欲求が生まれる。この欲求を共有することで、チーム全体のモチベーションが一気に上がる。
もちろん相手が悪役でこちらは正義。分かりやすくコントラストを明確にする。
政治でもビジネスでも「Aに対するB」という構造に持ち込むことが演出の鉄則なのだ。
1位:見た目と表現にこだわり、大衆を操れ
残念ながら人は見た目で判断する生き物。
人は見た目じゃないっていう人もいるけど、そんな綺麗事が通用するほど人生は甘くない。なんだかんだ言っても「美男美女が有利な社会」の中で、私たちは生きている。
さらにファッションも重要。もちろん、髪型も。
アメリカの大学で、政策の発表や演説をしない状態で、顔だけの選挙を行ったらどうなるか実験したところ、イケメンと美女が当選するという結果が出た。
つまり我々人間は、あれこれ御託を並べても結局「何となく好き・何となく嫌い」といったフワフワした感情で判断する生き物なのだ。
であれば、美男美女じゃない人はどうすればいいのか。
答えは簡単。
好ましい印象になるようにファッションも含めて見た目のトータルで勝負すればいい。
小綺麗にして、なるべくおしゃれに気を使う。背筋を伸ばして姿勢を意識する。とにかく何となく好ましい感じにすればいい。
そして、人を説得する際のポイントは話す内容よりも表現の仕方にある。
テンション高い人、覚悟を持っている人、断定的に表現する人は大衆を一気に惹きつける。
もはや内容は二の次。あえて言えば、明るく元気に大きな声で断定的に話すだけで優位に立てる。
思い出してほしい。
自信なさそうに正しいことを話す人間より、自信満々で平然と嘘をつく人間が人を惹きつけるという事実を、私たちは何度も目撃してきたはず。
まとめ
いかがだったろうか。
どれも私が実践していて効果が大きかったもの。
頭に入れておけばいざというとき役に立つはず。こういった心理学テクニックはやってマイナスに働くことはほとんどない。つまり0かプラスしかない。
だから、やらないよりやった方がいい。
冒頭で紹介した過去記事で挙げたテクニックも効果テキメンなので、まだ読んでない人はぜひチェックしてほしい。
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