いやはや、早いもので今年も残りわずか。大掃除は終わりましたか?
一度に全部やろうとせず「今日はフローリングの雑巾がけ」「明日はお風呂掃除」「明後日は窓拭き」みたいな感じで分けてやるのが確実にこなすコツ。まあ、仕事と一緒ですな。
中小企業なら無能でも出世できる!?
さて、今回は中小企業で出世する方法を論じていきたい。
ちなみに大企業で出世するよりは、中小企業で出世する方がハードルが低い。大企業はライバルの母数が桁違いに多いし、IQや能力の高い連中が集まりやすい。
私たち無能社員が出世を目指すなら中小企業の方が「狙い目」なのは火を見るより明らか。ライバルの数や能力以外にも中小企業の方がカオス度が高いから、私たち無能社員の逆転劇も起きやすい。

なぜ逆転しやすいのかというと、個人に対する依存度が高いゆえに、たった1人の感情で局面が大きく変わる可能性が高いから。
特に創業者はワンマン経営になりやすく、周りをYESマンで固める傾向にある。
所詮、中小企業は経営者のさじ加減
以前、某大手鉄道会社の社長が「優秀な人材はいらない。なぜならすべての判断はオレがするから」と発言していた。こういう考え方の経営者は有能でカリスマ性は高いけど、いかがなものか。
会社(法人)の大前提は永久に続くこと。
個人はいずれ死をもって完結する。実際は永久に続けることなど不可能かもしれないけど、続けることが全てにおいて最優先されるべき。よって「優秀な人材はいらない発言」はただの自己満足で間違った判断と言わざるを得ない。
さて、話が少し脱線したが、ポイントは中小企業は大企業に比べると個人に対する依存度が高いということ。
だから能力や結果はもちろん重要な要素だけど、所詮は偉い人の好き嫌いで決まっちゃうのだ。
「いやー、結局そこっすかー」という声が聞こえてきそうだが、残念ながらこれが現実、いや真実である。
とはいえ、ゴマすり人間が優位に出世するのかと言えばそうでもない。
ゴマすり人間が嫌いな人も世間には一定数いる。ゴマなどすらずともきっちり仕事する人間の方が良いという人もいるわけで、キーマンがどういうタイプの人間を好むのか、リサーチする必要がある。
仮にお酒が生きがいのキーマンであれば「飲み」は重要な案件になるし、ゴルフ好きのキーマンであればゴルフやってる方が有利だけど無理する必要は全くない。あくまでも好きになってもらえる可能性が高くなるというだけの話だ。
極論を言えば、嫌われなければいいわけで、好かれなくてもいいのだ。好かれようと必死に頑張って精神的なプレッシャーやストレスを抱えるのも本末転倒だし・・・
逆に不用意に近づき過ぎるのもよくない。可愛さ余って憎さ百倍とはよく言ったもので、親密になった後に嫌われると、一気に立場が悪くなって最悪居場所が無くなるケースも少なくない。
実際、私の周りでワンマン経営者に近づき過ぎた後に理不尽な理由で嫌われて、最終的に退職してしまった人が数人いる。つまり、ある程度の距離感を保ちつつ嫌われないようにすればとりあえずOKなのだ。
あとは無理のない程度に好かれる努力をすればいい。挨拶をしっかりするとか、笑顔で明るく振る舞うとか、そんな単純なことを意識的に行うだけで好印象になったりもする。
まとめ
人に嫌われないように振る舞うことって、ある意味相当めんどくさいかもしれない。でも逆に考えると、そんなことで給料上がるんならがんばって損はない。
おっさんになって改めて確信したけど、人間はガチで好き嫌いで物事を決める生き物なんだよね。
でも、それってよく考えたら当たり前だなぁと思う。
だって、もしオレが起業したら、嫌いなヤツ社員にしないもん
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