とあるサラリーマンの夢 – 不労所得でセミリタイア
さて、今回は今のところ叶いそうもない私の夢を語りたいと思う。
決して諦めたわけではないが、もし時間もお金も余裕があって私の夢に共感してくれる人がいたら、ぜひ挑戦してほしい。
他人の夢を単純に列挙されても読んでる人は全然面白くないと思うので、最後までさらっと読めるようにノンフィクションの小説風にまとめてみた。
ではスタート。
城を建てて王になる
「よし、これでオレの事業計画は完璧だ」
場所は新宿西口のルノアール。満足気に薄くなったアイスコーヒーを一気に飲み干す。
オレは東京郊外に住むアラフォーの会社員。名前は斎藤という。
子供は2人で4人家族。5年前に中古マンションを2500万で購入。
順調に出世してダメリーマンから人生逆転を果たし、執行役員という従業員としては最高位にあたる地位まで昇りつめた。
ちなみに執行役員という役職は「会社法・商業登記法」には定められておらず、単なる社内外の敬称に過ぎない。
つまり取締役ではなく従業員になる。一般的には「従業員のリーダー」という位置づけが多い。※従業員としては「テッペン」で、これ以上の出世は従業員を辞めて役員になるしかない
とはいえ「ついにここまで来たか」と満足してる訳でも「次は取締役になって経営に着手しよう」と野心に燃えてる訳でもない。
やっと夢の実現に向けてスタートが切れる。むせ返るような興奮に武者震いしてるところだ。
オレの夢は「現代版の城」を築いてセミリタイアすること。
方法は色々あるが、オレが選んだ手段は「ビルを建てて、テナント賃料をもらいつつ、駐車場でも稼ぐ」というもの。
夢の実現に向けて立てた計画
最終目標は地方にビルを建てること
プロセスはこんな感じ。
- 執行役員になり、1億円くらいの木造アパート一棟買い※上場企業の執行役員になれば多額のローンが組める
- 安定した不労所得を得て、数件のアパートを所有
- その後、地方に斎藤ビルを建てる
当然ながら斎藤ビル(6F建て)の最上階にはオレの個人事務所を構えたい。
その他の階は企業にオフィスとして貸し出す。さらに機械式駐車場を有人管理にして「月極」と「時間貸」で最大限稼ぐ。これが「現代版オレの城」
また、商談はカフェでやりたいので1Fにはエクセシオールかルノアールなどの落ち着いたカフェを入居させたい。
そもそもなぜ地方なのかというと、出張でいろいろな場所に出向いた結果、飽和しきった都心より地方にチャンスが転がってると感じたから。
いわゆるブルーオーシャンを感じたのだ。
いまや東京のクレームを沖縄で受けている時代。これだけインターネットが普及した現在、東京でビジネスを始めるアドバンテージは以前ほどない。
嫁も子供もいるオレには、いきなりの起業はかなりハイリスク。
だからまずは不動産収入を得て家族を守ることが最優先課題。
サラリーマンがお金を最大限借りるために執行役員の地位が必要だった。そのためにやれることはなんでもやった。
執行役員という地位も、所詮たくさんお金を借りるための手段に過ぎないのだ。
まとめ
安定した不労所得の獲得が「夢の実現に欠かせないファクター」になっている。
- 綿密な収支予測
- 空室リスクがない場所の厳選
- 木造で「固定資産税」「修繕費」を抑える
- ペット可・防音壁等の独自性
- 地方のブルーオーシャンを狙う
- 長期的に需要が見込める場所
空室にならないように、近所にキレイなアパートが建ってもお客が逃げないように差別化を考える。
このような分析は今の仕事で散々やってきた。ある意味、プロの視点で判断できる。
「さあ、御託を並べてる暇はない。早速物件探しだ!!」
といきたいところだが、その前にアパート一棟買いのノウハウを学ぼう。不動産投資に焦りは禁物。
上記の本で大まかなイメージとやるべきことが大体わかる。
もちろん私も読んでみた。
実体験に基づいた確かな良書。来たるべき時に向けて知識を得ることができた。
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