なぜ?日本の選挙投票率が低い理由
公私混同で経費を使いまくった舛添氏の辞任やイギリスのユーロ離脱等の社会派ニュースから、アホな芸能人が「クスリと不倫のフルコンボ」をやらかしたしょーもない話題も含めて相変わらず世間は騒がしい。
将来に夢も希望も持てないほど、世間は問題が山積みだ※もちろん私も問題山積み・・・
そんな中、7月は選挙ラッシュ。
初めて18歳以上が選挙に参加する参議院選挙と舛添氏の後任を決める都知事選が行なわれる。
投票日は参議院選挙が7月10日で都知事選は7月31。候補者を見てみると相変わらずというかなんというか・・・
42歳のいい大人のおっさんがこんなこと言うと怒られちゃうかもしれないけど、ぶっちゃけ誰がやっても一緒だよね。「一票の重み」とか「一票の価値」とかいろいろ論調はあるけど、理論上は私が投票してもしなくても何かが変わることはないわけで・・・
であれば、いっそのこと、
オレが都知事やった方がよくね?
普通のおっさんが政治に参加できる仕組みを!
ダメリーマンである私なら「負け組」や「無能人間」の気持ちもよく分かるし、サボリーマン日本代表の私ならサボる原理が分かるのでサボらない施策も打てる。その施策で都民の生産性を上げることができるかもしれない。
さらに2児のパパでもある私なら「ママの大変さ」や「解決されない待機児童問題」への苛立ち、「行政の至らなさ」などなど、嫌というほど体験している。であれば、総合的かつ効果的な「子育て支援」を断行できるかもしれない。その政策で少子化問題が改善するかもしれない。
「訳の分からん芸能人」や「よく分からんスポーツ選手」に盲目的に投票するくらいなら、満員電車で通勤してる普通のおっさんの方が、よっぽど「普通のおっさん」「普通の家族」を救済する政策を打ち出せるはず。
そもそも金に苦労したことがない連中が、金に苦労してる人間の気持ちなど分かるはずがない。
誤解を恐れずに言えば、選挙に立候補する人々は、子供の頃に学級委員や生徒会長に立候補していた自惚れ人間か、政治を金儲けの手段にしか考えてない成り上がり拝金主義者か、客寄せパンダを承知の上でピエロになりきるビジネス立候補のいずれか。
選挙とはそんな彼らの就職活動に過ぎない。そんな連中に期待する有権者もまた愚かだと言わざるを得ない。
もちろん、真剣に世の中を変えたいと思っている人もいるとは思うけど・・・
そんなことを考えてると投票なんて行く気にもならんのです・・・
日本人全員が同じこと考えたらアウトだけど、大多数の日本人は真面目に投票するだろうし、疲れてるし面倒くさいし。
熱中症のリスクを負って投票に行くくらいならクーラー効いた部屋で普段遊べない子供とWiiUでもやってた方が100倍有意義だ。そんな風に思ってしまう。
こんなこと書くと有識者からは「おまえみたいな大人が日本をダメにする」とか「日本の恥」とか「甘い考えだ」とか、ボコボコにディスられるだろう。
まあ、私もポジショントークならいくらでもできる。
テレビでコメントする立場だったら、しれっと「選挙に行こう」「未来を変えるのは君だ」と演じるだろう。
しかし、そんな綺麗事で世界が変わらないことに気付いてる人も大勢いる。
まとめ
日本の投票率は世界的に見ても低い。
もちろん私のような「大人げない理由」で行かない人も多いと思うが、実は忙しくていけない人が非常に多いという。決まった日時に本人が行って投票しなければならないシステムを根本的に見直す必要がある。
もっと気軽に、もっと身近に投票できれば、投票率を上げる劇薬になることに疑いの余地はない。例えばスマホやPCで投票できれば単純に投票率は上がるだろう。
さらに、金やコネや支援者がなくても志さえあれば立候補できる仕組みがあった方が選挙を身近に感じることができる。
「隣の鈴木さんが都政に納得できずに立候補!」とか「向かいの斎藤さんがついに国政に打って出た!」ともなれば、そりゃ応援するし興味も湧くだろう。自分の生活と選挙をもっと身近にもっとリアルに感じることができれば意識も変わるはず。
いずれにせよ、私のような「ダメな大人」をこれ以上増やさないように、投票と立候補を「もっと身近に、もっと気軽に」にするべきだ。
というわけで、選挙制度改革のコンセプトは下記に決まり。
抜本的にシステムを見直せば、投票率は劇的に上がる。
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