投機と投資の違いを理解してますか?
2015年4月10日、15年ぶりに日経平均株価が2万円を突破したという。
以前お伝えした通り、私は株式投資から惜しまれつつ(笑)引退してるのでぶっちゃけ関係ないけど、15年以上やってたので気にならないと言えば嘘になる。

私の投資スタンスは、尊敬するウォーレン・バフェットの手法を真似たバリュー投資が主軸だったけど、愚かで強欲でダメ人間だったのでテクニカル分析や空売りなどもガンガンやっていた。
カモの中のカモだったあの頃
このようにブレブレな投資スタイルだったので儲かるわけもなく「おれは投資家だ」という自己満足だけでダラダラとやっていたというのが正直なところ。
今になって改めて思うのは、株式投資は継続してナンボとうこと。
たとえば日経平均が2万円を突破することなど3年前には想像すらできなかった。当時所有していた株を今も所有していれば儲かっていたかもしれない。私のように忍耐もない投資スタンスも曖昧な強欲人間は小額の儲けで売買してしまうから大きく稼げない。愚かでスケールの小さいしょうもない投資家である。
こう考えると改めて投資センスねぇなぁと思う。
そして今、過去の自分にアドバイスするとすれば、
これに尽きると思う。
さらに15年の投資経験で得た教訓は下記の3つ。
元しくじり投資家3つ知見
1.まとまったお金が必要
多ければ多いほどいい。最低でも100万円はほしい。小額の利益で売買を繰り返しても手数料も手間もかかるし、一回の売買単価が少ないので実はあまり儲からない。時間と労力とストレスを考えると割に合わない。
2.意味が分からないこと理解できないことはやらない
訳のわからない投資信託や銀行が進める金融商品は買わない方がいい。なぜなら意味不明なコストがかかっている場合が多いから。
所詮証券会社も商売。売る側が儲かるから売りたいのであって、私たちが儲かるから売りたいわけではない。証券会社や銀行は慈善事業ではない。
さらに分散投資は利益も分散するので実はあまり儲からない。投資も人生と一緒でリスクを取らないとリターンはない。リスクを分散するということはリターンも分散されるということ。
お金は集まっているところに集まる性質があるので、分散投資は稼ぐという観点で考えるとむしろマイナス。
3.投資と投機の違い
投資
企業の成長率で判断する手法・インカムゲイン(配当および利子収入)
投機
チャートなどのテクニカル手法・キャピタルゲイン(資産の価格の上昇による利益)
まとめ
投機と投資の致命的な違いは明らか。
投機はギャンブル。
投資は企業の業績や将来性を考慮して戦略的に不労所得を得るビジネス。この違いをしっかりと理解しないと、私のように少額のバクチを繰り返すことになってしまうから肝に銘じてほしい。
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