爆買いなんて、他人事だと思っていた
そもそも爆買いできるほどお金もないし、根っからの貧乏性なので爆買いなど今までしたことがなかった。しかし、最近になって気軽にカチカチClickしている自分に気付いた。
別に収入が増えたわけでも、なんかのローンが終わったわけでもない。むしろ生活は厳しい。
何かがおかしい、何かが・・・
実は私、以前はヤフーショッピング派。さらにその前は楽天市場派であった。最近、amazonのKindleダイレクト・パブリッシングで電子書籍を出版した経緯もあって、ネットショッピングもamazonを利用するようになった。
インタビュー・ウィズ・ダメリーマン: ダメ人間・負け組から「人生逆転する方法」
使い始めの頃は若干の違和感があったけど、今ではすっかりamazon派。どうやら、タイミング的にAmazon派になった頃から、爆買い魂に火が着いたようだ。
そんな経緯から、amazonの戦略に興味を持つようになって、色々調べてたら面白い事が分かったのでシェアしようと思う。
まず、amazonと楽天市場の特徴を比べていこう
Amazonの特徴
- 一番利用してるのは60歳以上の男性。また、全ての年代において男性比率が高い
- 文言は必要最低限
- 画像は商品のみ
- ワンクリックで購入出来るシステムがある
- ショップのリンクはなく、Amazonのシステムで購入
楽天市場の特徴
- 利用者層は20代以上の女性が圧倒的に多い。スマホからの購入者が多いのも特徴
- 商品説明、返金や返品の説明等、所狭しと詳しく記載してある
- 画像は「数・種類」共に多い。特に衣類はモデル着用の画像に力を入れている
- ショップのリンクが貼ってあり、各ショップで購入するシステム
検証結果
日本のECサイトの両雄を比較したら、面白いほど戦略のコントラストがはっきりと現れた。Amazonは流通や販売システムを一本化することで、ユーザーの「面倒くさい」を極限まで排除している。リアル店舗なら、百貨店、ドンキホーテ、スーパーの戦略が近いだろう。
対して楽天市場は、リアル店舗なら、ルミネ、ららぽーと、アウトレット施設のように、場所をショップに提供する不動産業的なアプローチになる。場所のみを提供し、販売手続きは各ショップが行う。ユーザーとしてはAmazonと比べて「特別面倒くさい」という事はないが、購入後のショップからの販促メールや、送料・返品ルールも店によって異なるからチェックする手間は発生する。
このように「物を売る」という同じ目的のECサイトでも、根本的なビジネスモデルが異なるというのは、何とも興味深い話である。
市場シェアを2つの企業が独占状態で均衡している場合、よほどの事がない限り勢力図は変動しない傾向にある。つまり、Amazonと楽天市場は少なくとも数年、日本のECサイトの頂点に君臨し続けるだろう。
ちなみに、「アマソンおやじ」という言葉が存在するのをご存知だろうか。Amazonでバンバン買い物するおっさんのことを指す言葉だが、まさに私が「アマゾンおやじ」だったのだ。ちなみに73歳になる父親もAmazonでバンバン買い物していた・・・
なるほど、親子揃って面倒くさいことが大っ嫌いな「アマゾンおやじ」だったんだ・・・
P.S.
AmazonのKDPから、電子書籍を出版してから約1ヶ月が経過した。2016年9月11日現在の配布状況は下記。
- 無料配布37冊※2016年8月24日終了
- 有料配布4冊
まだまだ人生逆転カオス理論の布教活動は終わりません(笑)終われません(泣)
インタビュー・ウィズ・ダメリーマン: ダメ人間・負け組から「人生逆転する方法」
P.P.S.
Kindle Unlimitedという読み放題サービスが始まったので、Kindle初心者の方は利用してみてはいかがだろうか。月額980円で12万冊読み放題というぶっ飛んだ内容だし、今なら30日間無料で利用できる。当然、私のインタビュー・ウィズ・ダメリーマンも読める。
キンドルファイヤータブレットがなくても、無料アプリをダウンロードすれば、スマホでもiPhoneでもPCでもKindle本は読める。

コメント