- お金で幸せは買えない
- お金で買えないものに最も価値がある
- 大切なのはお金じゃない、絆だ
本当にそう思いますか?
以前、ホリエモンこと堀江貴文氏が「カネで買えないものはない」と発言して物議を醸した。しかしこの発言、実は続きがあるのだ。
「世の中にカネで買えないものなんて、あるわけない」
「カネで買えないものは、差別につながる。血筋、家柄、毛並み。
世界で唯一、カネだけが無色透明で、フェアな基準ではないか
“明るいおカネ第一主義”の伝道師 ライブドア社長 堀江貴文~その1 (2005年3月4日)
いやはや、続きがあるとないでは、こうも違うのかという典型だろう。「一般人でも頑張って稼げば血筋や家柄なんか関係ないんだ。皆頑張って稼ごう」という心意気を感じるのは私だけだろうか。
さて、本題に入ろう。
個人レベルで考えれば、お金で買えないものはないのではなくて、ほとんどないというのが正解だろう。綺麗事抜きに言えば、お金で買えないものは、ほとんどないと私は思う。
逆に聞きたい。お金で買えないものって何ですか?
では、愛情はどうやって築かれていくのだろうか。家族で考えてみよう。例えば親子の愛情。子供が親に対してどういった愛情を抱くのか。一番大きい要素は育ててくれてありがとうという恩だろう。つまり感謝の念。
では、子供を育てる際、親は何が一番必要なんだろう?
私も二人の子供の親だからよく分かる。子供を幸せにするにはまずお金がいる。ミルク代、オムツ代、幼稚園の費用、食費、おもちゃ代、ディズニーランド代、いくらあっても足りない。
人は親になって、改めて自分の親に感謝する。こうやって、苦労して育ててくれたんだなぁ。ありがとう。
やはり、お金が必要なのだ。綺麗事は、いらん。
お金で苦労している人はたくさんいる。自分が原因ならまだしも、親の借金だったり、連帯保証人になったら逃げられたり、本人は関係ないのに犠牲になってるパターンが多いのもまた事実。
つまり、血の繋がり、絆、愛情に裏切れたり、巻き込まれたりしているわけだ。なんとも皮肉な話である。
- お金は悪魔だ。人を惑わし、理性を奪い、人生を狂わす。
- お金は天使だ。人を自由にし、夢の実現を可能にし、時には人の命を救う。
どっちも正解である。
いまこそ私たちはお金に対して考えを改める必要があると思う。お金は相当危険なシロモノだけど、使い方によって、人の命を助けたりする。結局のところ、使う人次第である。
例えが良いかどうか分からないけど、包丁は凶器にもなるし、美味しい料理も作れる。
まとめ
お金を稼ぐ前にやるべきことは、自分を整えること。
大金が入っても冷静な判断が出来るように、日頃からしっかりと「お金について・税金について・稼ぎ方について・借金について」勉強することが必要不可欠。なぜなら、お金は使う人によって天使にも悪魔にもなるのだから。

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