さて、あっという間に今年も12月が近づいてきた。感覚的には、ついこの間夏休みだったような気がする。こうやってどんどんどんどん老けていくのだろう。
ちなみに小学2年生になる愛娘も、ちょいちょい冬休みの話をするようになった。この調子だとクリスマスは一瞬で過ぎ去り、あっという間にハッピーニューイヤーのカウントダウンを迎えて、あっという間にGWがやって来るだろう。
さて、おっさんのしょーもない嘆きはこのくらいにして本題に。
退職理由は人それぞれ
クリスマスやら忘年会やら世間が何かと騒がしくなる年末は、なぜか仕事もリセットしたくなる時期のようだ
去年の年末に連れション的に退職した男女の記事を書いた。2人は付き合ってなかったけど、普段から妙な連帯感があって愚痴を言い合う仲だったらしく同じ理由で退職した。

人手不足だった私の部署に異動する予定だったので、期待していた分かなり凹んだのを覚えている。直属の部下であれば説得できたんだけど、まだ辞令も出てなかったので打つ手なしだった。
そして、また1人、リセットしたい人が・・・
リセットしたい衝動を抑えられない「悩める人」がまた一人、年末に辞めていく。同世代のアラフォーおっさんで個人的に応援していたのに・・・
今回は直属の部下になるので影響が大きい。面談を重ねたが折り合いがつかず、年末のクソ忙しい時期に、さよならパーティーになってしまった。残念・・・
まあ、前回の連れション退社は「2週間後に辞めます!」という労基法を最大限利用した気持ち良いくらい悪意丸出しの辞め方だったのに対して、今回は3ヶ月の余裕を持っての「大人の辞め方」だったことは評価できる。
しかし、辞める理由が「大人の理由」ではなかった。まあ、独身だし、自由気ままに生きたいという願望は常にあったようだし、辞めた理由などもはやあってないようなものかもしれない。
「辞める理由」は1つではない。いろいろな要因が絡み合って我慢の限界を迎えるわけだけど、会社に対して正義とか平等とか、そういうものを愚直に求めていたようだ。
- アイツが許されるなんておかしい!
- なぜ、おれはこんな扱いなんだ!
- 会社も、勤めてるヤツも信用できない!
会社に対しての不信感が抑えられないほど膨張してしまったらしい。そして彼は自分の正義を貫いた。正義を貫くとは、彼にとって退職を意味する。
「イヤイヤそれは違うよ。会社なんてどっかのおっさんが自己実現のために作った集合体に過ぎないんだから、そんなものに平等とか正義とか期待する方が愚かなんだよ」って言っても、完全に悦に入っていて話しにならなかった。
なんか勘違いしている人が多い。一体会社に何を求めているのか?
さて、ここで久びさに理論の登場である。
当ブログは「会社はカオスだ!」と私が「心のなかで叫んだ日」からスタートしている。
まさに原点の部分。

今までたくさんのオレ理論を発表してきたけど、やっと真打ちの登場。
当たり前のこと過ぎて理論化してなかったようだ。なぜ会社はカオスなのかは上記の過去記事で確認してほしい。
当然ながらカオス界には、正義や理想や平等などあるわけもなく、ただひたすら混沌で無秩序で、不可解な世界が広がっている。
そんな世界だからこそ、順当に有能人間が勝ち進まないからこそ、無能人間にも頑張ればチャンスが巡ってくる。
私たち無能人間はその隙を突く。
カオスの隙を突くべき私たちがカオスの隙に惑わされては人生逆転など夢のまた夢なのだ。
まとめ
会社は単なるコンテンツ。そこに感情論は不要。
とはいえ、思いっきり感情論で動く世界でもある。このあべこべこそ、カオスと呼ぶにふさわしい。

その不規則性や理不尽を踏まえて利用する。最優先すべきは、ちっぽけで安っぽいプライドでも、自己満正義でも、信念モドキを貫くことでもない。それらは、あなたの足かせにしかならない。
その会社(コンテンツ)があなたにとって、利用価値があるのか?
そこだけ考えれば自ずと答えは見つかるはず。
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