さて、今回の記事は実際私がよく使うお金がない時の「やりくり」について。
クレジットカードを賢く使ってピンチをチャンスに!
先日も不慣れな出張先で3万円ほど、感謝されながら「手持ち」を増やした。
この「集金方法」はある武器が必要で、もうすでに実行している人も多いと思う。その方法は「クレジットカード」を使ったキャッシュフロー改善に特化した方法である。
なぜ、キャッシュフローに特化しているのかは後ほど説明するとして、具体的な仕組みを説明しよう。
クレカを使ってまとめて支払う
- 10名程の飲み会や忘年会に参加する
- 手持ちがないことをそれとなくアピール
- 会計時に「カードでおれが払うから、1人4,000円ちょうだい」
以上で終わり。
上記の例だと、自分の支払い分4,000円を差し引いても3万6000円が懐に入る。しかも酔っぱらうと太っ腹になる人も多いので勝手に多く払う人も現れる。
当然不正は信用を失うので、しっかりと皆に計算して増額分は還元するんだけど、幹事でもないのに一生懸命計算していると「めんどくさいからそのままでいいよ」なんて言われたりもする。
ネーミングセンス0の私はこの方法を、
と呼んでいる。
特に何かと物入りな年末は大活躍。一気にキャッシュフローを改善させる、とても理にかなった方法である。

しかし、クレカde集金大作戦には致命的な欠陥がある。それは集金したお金は約2ヶ月後に引き落とされるということ。
所詮は借金だから、当たり前っちゃ当たり前・・・
その場で手持ちがないから、集めたお金は「使うことを前提に集めたお金」
その瞬間は手持ちが増えたので一瞬特した錯覚に陥るけど、現実はクレカの会社に借金しただけ。
しかも、2ヶ月後に訪れる引き落としを忘れちゃってる場合も多くて、2ヶ月後にまた手持ちがないという「負のスパイラル」に完全にハマってしまう。
冒頭でキャッシュフロー改善に特化したと強調した理由はここにある。確かにキャッシュフローは改善するけど、支払いを2ヶ月後に伸ばしただけなのだ。
むしろ、負のスパイラルにハマるキッカケに・・・
とはいえ、一気にお金が集まる魔法を使わないのはもったいないので、賢くこの方法を利用できるようにポイントを紹介しておこう。
1.負のスパイラルを逆手に取る
ようするに2ヶ月後も同じように現金を集める。2ヶ月後も同じことをする。あくまでも理論上だけど、こうすれば永遠に支払いを先延ばしできる。「回収は早く支払いは遅く」は資金繰りの鉄則である。
2.そもそも間違っていない
課題や問題が重ければ重いほど先送りした方がいい。これは支払いにも言えること。
支払いを後回しにすることは、問題を先送りにしただけで根本がまったく解決されてないので腑に落ちない人もいると思う。しかし、世知辛い人生を切り抜けるには大変有効な考え方なのだ。国も都市も企業も問題を先送りしてきた。
ていうか、人類の歴史がそう。ある意味先人の知恵と言えなくもない。

まとめ
いまや私たちの生活に欠かすことができないアイテムになったクレジットカード。
使う人次第で便利なツールにも借金増殖ツールにもなり得る。
とはいえ、もはやクレジットカードがどうのこうのという問題でもない。
結局のところ、使う私たち次第。
今回紹介した方法はあくまでもイレギュラー対応。何度も何度も使うと負のスパイラルから抜け出せなくなるので気をつけてほしい。

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