人生逆転の定義 – 53歳4人家族(年収・貯金など)
さて、今回は約1年ぶりの当ブログ人気シリーズ「○○歳○人家族で人生逆転した人の貯金額・家賃などをイメージしてみたシリーズ」の第4弾。
ちなみに第1弾~3弾をまだ見てない人はぜひ見てほしい。



53歳、人生逆転した人の定義
まず人生逆転の定義をおさらいしておこう。
例題として「53歳4人家族、子供2人」で検証していく。
家族構成は嫁が専業主婦で子供は上の子が大学1年、下の子が中学2年生とする※ちなみに私の10年後をイメージ
平均年収についてはデータ毎に少々違いはあるけど、53歳男性の平均年収は681万くらいが相場のようだ。ちなみに53歳女性の平均年収は454万円。今回も男性のみのデータで検証していく。
53歳男性の平均年収681万が多いのか少ないのか分からないけど、50代は会社員の収入クライマックスのようで、平均年収にも他の年代にはない大きな特徴がある。
- 50代前半は、全年齢で最も平均年収が高い
- 男女格差が大きい
- 50代後半は一気に平均年収が下がる
さすがに50代になると良くも悪くも「方向性」「生活水準」「収入」が固まってしまう。
当然1000万プレイヤーもゴロゴロいて5人に1人という衝撃のデータもある。
さて、人生逆転の定義を当てはめてみよう。681万円の120%は、817万円・・・
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!800万超え~
800万円あれば、よほどアホな散財をしない限り、金に困らない生活が送れるはず。十分な勝ち組ですなぁ。
年収817万円だと月の手取りは概算で53万円(家族の有無により変動あり)になる。
では、人生逆転のもう一つの定義である「家賃や住宅ローンなどの住居にかかる支出は手取りの20%、貯金は手取りの10%」も使って項目別に確認していこう。
- 水光熱費⇒3万円
- 家賃または住宅ローン⇒10万円
- 教育費(自宅通学で国立大学)⇒10万円
- 食費⇒8万円
- 駐車場代⇒2万円
- 通信費(携帯・Internet)⇒3万円
- 車のローン⇒2万円
- 小遣い(本人)⇒5万円
- 小遣い(嫁)⇒4万
- 雑費(その他)⇒3万
- 貯金⇒5万円
上記で合計55万円になる。
ちなみに、教育費の10万円は自宅から国立大学に通った場合の4年間の合計費用約500万円を在学中に毎月払ったと仮定して算出した。便宜上記載したけど、実際は年2回の前期後期で支払われるから毎月かかる費用ではない。
よって、計画的に500万ほど貯金しておけば毎月の教育費は発生しない。つまり10万円は、まるっと貯金や投資に回せる費用と考えていい。
さらに住宅ローンは月10万円以内はOKという意味なので、毎月の支払いが10万円以下なら、差額は足りない項目に使えばいい。
まとめ
50代前半という会社員のクライマックスに向けてどこまで年収を上げれるか、逆算してみよう。
今の年収がいくらで、817万までいくら足りないのか。実際に計算して人生逆転の道筋を考える。
ちなみに、50代後半の平均年収が一気に下がる要因は、役職定年制度(通常の定年の前に役職が外される制度)が55歳前後に定められている企業が多いから。55歳といえば、年金が支給されるまで10年もある。
10年ってけっこう長いよね・・・
いずれにせよ厳しい現実が待っていることは間違いなさそう。
今後は役職定年制度やジョブグレード制度等の「50代に厳しい制度」が一般的になるだろう。
そろそろ真剣に「会社だけに依存しない生き方」を考えておいた方が良さそうだ。
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