今回は「会社に利用されて、使えなくなったらポイ捨てされる社畜」にならない方法を論じていきたい。
まずは社畜の定義から確認しておこう。
社畜とは
会社に飼い慣らされてしまった家畜のような会社員のこと
会社の言いなりになって、辛い仕事でも文句も言わず働く会社員を、皮肉を込めて、からかう言葉。
または、そんなサラリーマン、OLの状態を揶揄したもの。
「会社+家畜」の造語で、「会社人間」や「企業戦士」よりもバカにされている。
まあ、だいたいこんな感じだろう。
最近、勤め先でもいろいろあって、少しやさぐれてるので、会社へのレボリューション感が半端ない。自分より年下の人間がどんどん出世していくのを指をくわえて見ているのは、やはり男として悔しいと思うこともある。
とはいえ、会社という狭い組織で優劣をつけることに何の意味もなく、そんなことで頭を悩ませるのは、「能力の無駄遣い」であることもまた事実。
さらに、最近分かってきたのは、平社員でも管理職でも所詮は社畜だということ。もっと言えば、マインドを変えない限り、「社長でも社蓄な人」が案外多いのだ。
社畜かどうかは、役職では分からない
社長であっても、その上の会長名誉や会長の指示を忠実に遂行するマシーンでしかない場合もある。
社長のイメージと言えば「難しい判断を下し、戦略を考え、代表取締役として会社を牽引する」といった、会社を引っ張るイメージだけど、おそらくイメージ通りなのは「創業者兼社長」の場合が多いはず。
今のご時世、社長も多種多様になっており、ファンドから派遣された社長も入れば、実権は取り巻きが握っている、いわゆる「お飾り社長」も多い。
社長ですら、そんな状態なので、たとえ役職者であっても「社蓄な人」は掃いて捨てるほどいる。もっと言えば、そういう社蓄上等の社風なら、社蓄じゃないと出世できないことになる。

であれば、とりあえず会社を利用しながら、自己実現に向けて「社畜以外」の可能性を探すことも必要になってくる。
一番の被害者は出世できない社畜の家族。
家にいない、収入も上がらない、出世もできない。
さらに、育児もしないし、家事もしないなら、もはや単なる「ごくつぶし」である。
まとめ
まずは、底辺から人並みに這い上がるために、会社を利用する。
めでたく人並みになれたら自己実現のための行動を開始する。
起業でも、クラウドファンディングでも、特許出願でも、なりたい自分になるための手段は案外多い。
だけど、社畜マインドが抜けない限り、転職しても、起業しても、結局社畜のまま。
一時の感情に流されることなく、自分の人生を歩みたいなら、常に次の一手を考えておくべきであろう。
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