ニート・引きこもりが人生逆転する方法
世知辛い世の中、いかがお過ごしだろうか。
今回はタイトル通り、ニートや引きこもりが人生逆転する方法をあれやこれやと論じていきたい。

「ニート」「引きこもり」は最先端の人間である!
このおっさん、ふざけてんの?と思うなかれ。
私はいつでも本気だ。
最先端の理由は単純明解で、彼らの多くは現実に嫌気がさしてバーチャルな世界に身を投じている。生きづらいし誰とも分かり合えない、そんな絶望しかない世界でも、ちゃんと自分の居場所を見つけて生活している。ある意味、地球が住みにくくなるから、火星や月へ移住しようとする発想と大差はない。
極論を言えば、バーチャル空間に身を投じている彼らは人類が最終的に到達するであろう未来(映画アバター〈ジェームズキャメロン監督〉のように脳みそと身体が別の場所に存在する世界)の姿と大差はない。

ニート・引きこもりの課題と改善策
ニートや引きこもりの死活問題は、親または支援者が、何だかの理由でいなくなったときの経済的な不安だろう。今は良いけど、将来はどうすれば良いのか、どうやって生きていけば良いのか。
この将来における経済的不安はどう考えても払拭できない。
「このままだと確実に貧困や貧乏になる」そんな真綿で締めつけられるような恐怖は相当なストレスになるだろう。
しかし、実はそこまで心配することはない。
そもそも先のことは誰にも分からない。
ぶっちゃけ将来が不安で不安で仕方ないのは、私たちサラリーマンもニートも一緒。
結局のところ、今は親のすねをかじっていても、最終的に自分でどうにかしないといけないわけだし、将来を心配しだすと生きること自体に疑問が生じるのは、会社員もニートも引きこもりも、マジで一緒。
そもそも今の日本において経済的な理由で命を落とすことはまずない。
生活保護もあるし、仕事がないわけじゃない。世界的にみてもトップレベルのインフラに治安。やる気さえあれば、ニートだって引きこもりだって十分に人生逆転できる。
武器はその辺に転がっている。考えようによっては現代の日本ほど人生逆転の条件が揃っている国はない。
とはいえ、少なくとも今は社会不適合者であることは事実なので将来に備える必要はある。
そこで今回は人生逆転するために、将来に向けてやってほしいことを2つ紹介したい。
1. 興味あることを極める
自分がやってきたことや、努力してきたことが、結果として成功に繋がる。そんな当たり前のことすら、忘れがちになる。
しかし、取り組んでいる段階では、それが人生逆転に役立つかどうかは分からない。
本当は取り組んでいる時に分かれば良いんだけど「これこそが人生を変える武器だ!」って思ったことより「やらされてること」「仕方なくやったこと」の方が、結果として人生逆転に繋がるケースが多いのもまた事実。
過去の「点」は、その時点では「点」でしかない。しかし、振り返ると自分が残した「点」が「線」になっている。成功の過程には必ずこのプロセスがある。
だから今好きなことは徹底的に極めてほしい。
それが人生逆転に役立つかどうかは正直分からない。だけど、役立つと信じて進むことが人生逆転というGOALに進む方法であることを忘れてはならない。
2. ゲシュタルト能力を磨く
ニートや引きこもりは、会社員より自分の時間があるので、ぜひ勉強してほしい。
ここでいう勉強とは「数学・物理・国語」のような一般的な学問でもいいし、興味のある分野、好きな分野でも良い。例えば社会学や現代アート、マーケティング、心理学など。
極論を言えば、私が推奨している「人生逆転カオス理論」でも良い。
なぜ勉強してほしいのかというと、勉強することでゲシュタルト構築を体感してほしいから。
ちなみにゲシュタルトとは、ドイツ語で「状態・全体・形成」を意味する。

本来はお互い意味がない存在を組み合わせて、総和以上の価値、すなわち付加価値を産む。ざっくり説明するとそれがゲシュタルト構築。
そして、学ぶことは、ゲシュタルト構築を体得する方法として優れている。なぜなら学問はゲシュタルト構築そのものだから。
さらに現在の義務教育は1947年から変わっておらず、当時と今の情報量や更新スピードは比べ物にならない。
平均寿命が上昇している昨今、人間の脳も時代の変化に対応できるように学習時間やプログラムを変更するべき。
あえて言えば「30歳くらいまで義務教育でもいいんじゃねぇ?」て思っている。
まとめ
最後に「興味あることを極める」「ゲシュタルト能力を磨く」以外にもう一つ人生逆転を加速するプラスαを紹介したい。
なんだかんだ言って「楽しいこと」が人生において重要なのは言うまでもない。
ニートや引きこもりは、嫌なことをやらないで好きなことをやっているので、少なくとも私たちサラリーマンよりは楽しいはず。なのに私たちサラリーマンと同じくらい楽しそうではない。
これは良くない。
少なくともサラリーマンよりは楽しそうにしてほしい。
楽しそうじゃない理由は、適応できなかった社会に対する引け目なのかもしれないし、自分への苛立ちなのかもしれない。
しかし、私たちサラリーマンも「社会への不満」「不甲斐ない自分への苛立ち」を胸に秘めながら、家畜のような満員電車や慈悲無き家族サービスによって、余生をすり減らしている。
つまり、少なくとも現時点ではニートや引きこもりの方が楽しいはず。だから楽しそうに振る舞うべき。そうすれば世間の目も変わってくる。
あえてカテゴリー分けするなら社畜も無能社員もニートもおんなじ「負け組」の同志。
よって、お互い切磋琢磨して「勝ち組」「エリート」を蹴散らし、人生逆転を成し遂げよう。
そう信じて、戦略と理論とマインドをレベルアップする。

人生逆転カオス理論はそんなあなたのために存在している。
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