これからの時代に会社で生き残る人の特徴
さて、今回はこれからの時代に企業から必要とされる人材について論じていきたい。
能力として必要なのは「マーケティングスキル」と「価値の創造」であることは既に過去記事でお伝えした通り。

今回は能力ではなく、その人のパーソナルな特性、キャラクターについて。
これから時代に企業が喉から手が出るほど必要な人材は大きく2つのタイプに分けられる。
新時代に企業から引く手数多のキャラクター・特性とは?
1.タレント・アーティストタイプ
- クリエイティブである
- カリスマ性や人間としての魅力がある
- 自身の長所の表現方法が分かっている
- 人と違う。いい意味で変人
「労働集約型ビジネス」から「知識集約・技術集約型のビジネス」に移行していく過程において、クリエイティブであることは必須条件といえる。
さらにいわゆるルーティンワークはロボットやAIの方が優秀なので事務作業や経営管理業務はどんどん縮小されていく。
そんな中で、新しい付加価値を創造できて、人間的にも人を惹きつける魅力を有していれば鬼に金棒である。
その他大勢のごますりイエスマンが出世する時代は終わりを告げた。
あくまでもイメージだけど、映画監督・俳優・小説家など多彩な顔を持つビートたけし、お笑いモンスター明石家さんま、未だ現役メジャーリーガーのイチロー、引退後も多方面で活躍する元サッカー日本代表の中田英寿などが該当する。
2.人財育成できるマネージャータイプ
今の会社に人を育てる余裕はない。
高度成長期からバブル期までの古き良き時代のオフィスには、いつも課長や部長が偉そうに座っていて、新聞読んだり、ぷらぷらして新人をいじったり、他部署に出向いて雑談したりしていた。
その行動は暇そうでサボってるように見えるけど、彼らはそうやって適度にコミニケーションを取りながら、社内の状況を把握すると同時に部下の体調やモチベーションをケアしていた。
しかし、今は課長部長も何かと忙しい。ほとんどの人が選手兼監督、いわゆるプレイングマネージャー。自分のミッションもあって、とても部下を注意深く見守る余裕も時間もない。残念ながらあまりにタスクが多すぎて自分ことで精一杯の状態にある。
だからこそ、人を上手く使えるマネジメント力があって、さらに人を育てられる人は重宝される。
- マネジメントしながら、人材ではなく人財を育成できる人。
- 指導者としての才能があって経営センスもあって俯瞰して物事を判断できる人。
イメージとしては、「今でしょ」で有名な林修、ニュース解説でお馴染みの池上彰、十種競技元日本チャンピオンでタレントの武井壮らが当てはまる。
まとめ
今後、時代の移り変わりとともに会社の在り方も変化していく。
大きな流れとしては「超労働力不足」「AI・ロボットに台頭により仕事がなくなる」というもの。
この大きな変化によって労働集約型ビジネスから、知識・技術集約型ビジネスへ大転換することになる。
そんな時代に会社で生き残るために、私たちも変化しなければならない。
そんな時代に企業が求める人財は、
- 人を惹きつける魅力があってクリエイティブなタレント・アーティストタイプ
- マネジメントしながら部下も育成できる指導者タイプ
さて、あなたはどっち派ですか?
コメント